La Botteguccia Ginori
50019 Sesto Fiorentino
9〜13、15〜19(月休)
www.richardginori1735.com

相棒Kちゃんの唯一の欠点は「決断力を欠く長時間の思考と徘徊によって行われる買物」である(笑)
故に、気長に待たなければならない…(泣)

早々に品物をゲットた私は、店のお姉さんに気になっていた「イタリアVS韓国」の試合結果を聞いてみた。「どっちが勝ったの?」彼女はボールペンをクルクル回しながらたった一言こう言った「韓国」うえ〜!!!!イタリア負けちゃったの?!!ウソ〜!私はビックリ仰天してカウンター前で叫んでしまったんだけど、そのお姉さんも他の店員さんも涼しい顔。サッカーに興味が無いのか?ドライなのか?今までのイタリア人との反応と余りにも違ったので、思わず、すいません…ってな雰囲気になってスゴスゴ退散した私でした…

私に尻を叩かれてようやくKちゃんの買い物も終了!車を返す前に、ホテルまで行って荷物を置いてこよう!と(なにせ重い!)ジノリの店で道順を聞いていたら、オヤジさんが「ワシも今から帰るから送っててあげよう!」と親切にも名乗り出てくれた!

彼のバイクに先導されて出発!途中で別れて単独走行を試みてみたのだが…折り悪くちょうど夕方のラッシュ時で道は大混雑!オマケに幹線道路が幾つも交わる複雑怪奇な迷路をどうしても抜けられない!

そうこうしてるうちにドンドン返却時間も迫ってくる!
ぎゃ〜!結局ホテルに辿りつけずそのまま空港へ(泣)
で、空港からホテルまでタクシーで行くハメに…
(なんてもったいない!)

今回、久しぶりに行って驚いた!!
以前は工場の倉庫です!みたいな粗雑な店内で「半端もんワゴンセール」みたいに、足元に置かれたカゴに無造作に商品が放り込まれていて「コレってホンマにジノリなんかいな?」ちゅうくらいカワイソウな扱いだった商品が、整然と並べられ陳列されている!うわお!

(見やすくなってキレイになったのはイイけど、前のちょっと穴場的いかがわしさ?が無くなったのがちと残念(笑)

といっても正真正銘のジノリが市価の約半値でゲットできる!もちろんモノにもよるし、刻印や絵が欠けてたり、傷があったりもするが、探せば良いコンディションのモノがゴロゴロある!初めて来た時、その驚異的な安さに「結婚して食器を揃える時はココで買う!」と誓ったくらいお買得である(結婚はまだだが…笑)

私が買ったのは
フチに彫りが施された
白いエスプレッソ用カップ。
5客で17.5ユーロ!

つんつくつ〜〜ん!
機嫌が悪かったのかしらん?

やっぱ「本物の大都会」の道は凄マジかった!ちょっとでも隙間があればドンドコ車が突っ込んでくるし(ココって2車線ちゃうのかよ〜?!)日本と位置が違う信号をことごとく見逃し、前の車のブレーキランプに気付いて慌てて止まる…という恐ろしい状況に!ああ〜田舎道が懐かしい…クスン…

 

ヴォルテッラを後に一路フィレンツェへ!ジリジリ照りつける(熱い!)真昼のN2号線をひたすら北上する。この同じ道をつい数日前に走ったなんてまるで夢のようだ。しかも行きと帰りで車種が違うなんて(笑)旅ってホントどこでどうなるかわかんないもんである…ウム

ウツラうつら…と船を漕ぎだした相棒を起こさないように、それでもアクセル全開でひた走る私。最初はとんでもない!と思ったこのMT車も、今じゃバッチリ言うことを聞いてくれる良きパートナーになっている。何てったって旅程の半分以上を「この子」と一緒に回ってるんだもんね!ヨシヨシ!レンタカー屋の兄ちゃんの言う通り、確かにMT車は「運転してる」イイ気分にさせてくれる(ゲンキンなヤツ!)(笑)

さて、車を返す前にどうしても寄りたいっ!という相棒の泣き落としに渋々?行ったのが、フィレンツェ郊外にあるジノリのアウトレットショップ。といっても時間があれば必ず寄っている私もお気に入りの店である(笑)

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