グラッパは味だけでなく、見た目でも楽しいお酒である。手書きや、入れ子になったガラス細工、デザイン的なフォルム…など、飲めなくても飾っておきたい!と思わず手にとってしまう、繊細で洒落たボトルが多い。もちろんお土産好適品である(笑)
雪を抱く尾根とアルプスから流れ届く清流に囲まれた街は、
小ギレイで育ちのよい村娘のような趣を持つ。
しかし、春には白アスパラ、秋には豊富なキノコ類と、
大地の恵みに溢れ、土くささも残している。
だからやっぱり町娘ではなく村娘の風情がよく似合うのである
Nardini
8〜20時 月祭休み
橋の中にある2大グラッパメーカーが経営するグラッパのバー。ブドウだけじゃなく、りんご、ラズベリー、あんずなどの果物系や薬草入りもあり、グラッパの奥深い世界を手軽に堪能できる
Poli Museo della Grappa
9〜13 14:30〜19:30(月は午後のみ)
無休・無料
こちらも老舗ポリ社が開いたグラッパ博物館。橋を渡ったVia Ganba沿いにある。試飲はもちろん、手吹きの繊細なグラッパ専用グラスも販売している。
カタコトカタコト…
やわらかい音を立てながら自転車が通り過ぎていく。この橋は車は通行できない。
戦火に焼かれた後、住民たちはオラが街の顔、アルビーニ橋の再建に援助を惜しまなかった。
石のソレとは全く違う温かみの中には、古き良きモノを残し、伝えてきた人々の誇りと情熱も含まれているのだ