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シチリアの陶器はどれも色鮮やかでカラフルだ。肉厚でゴツゴツした手触りも素朴でイイ感じ。

皿の迫力に負けない、太陽のようにシンプルで豪快なレシピがあるから、こうゆう色カタチになるんだろうね!

もちろん数枚買って帰りました!重くてカバンが破れそうだったけど…(笑)

ナポリから夜行でタオルミーナへ入る…
列車の振動に波音が混ざりだすと、シチリア島に入ったことを知らせてくれる
耳に心地よいリズムを刻む波音は、言いようが無く穏やかで
どんな気難しい人をも眠りに誘う子守歌のようだ

そうして列車は早朝のタオルミーナに止まる
目の前に広がる水平線はセロファンのように蒼く薄く
壊れそうにもろい朝をやさしく包みこんでいる

ナポリから夜行でタオルミーナへ
海から朝が生まれる瞬間がココにある

高名を馳せるわりには、タオルミーナは驚くほど小さな街である。中心を走るメインストリートも、ゆっくり歩いても20分もかからない。

その中をみんな何度も往復しながら、夜の散歩を楽しむ。その間、口と手が休まる事は片時もない(笑)

BARに座りながらの人間ウォッチャーはホントに飽きることなく楽しい。 見られてる事を知ってか知らぬ か、彼らは完璧な衣装と演技で、BARの観客を楽しませてくれる

ホテルのロビーを照らすキャンドルが
慌ただしく通り過ぎる事を拒むように揺れていた