ちょっと寝て、シャワーも浴びて、心身共にリフレッシュ!また街歩きに出かけたのだが…大聖堂の前で、またもや結婚式に遭遇してしまった!今日はイタリアの大安吉日なのかっ?(笑)

これから教会で式をあげるのだろう。正面扉の前に親族や友人たちがたむろしているのだが、みんな黒スーツにサングラス!で、まるでゴッドファーザーの一幕のようなリリしさ!

この街の名士の結婚式なのか、見ている間にもピカピカの高級車が次々と横付けし、人がどんどん増えていく。 な、なんなんだっ!?

ちょうど近くにジェラート屋があって、みんなソレを片手に遠巻きに見物してるんだけど、その対比がおかしくてねえ〜(笑)もちろん私もペロペロしながら仲間入り!

あの水平線の向こうだろうか?太陽が沈んでいく。長い一日を締めくくる夕日が、ゆっくりゆっくりその幕を引いていく。追いかけるように街はずれまで歩いていくと、オレンジ色の雲海の上に浮かび上がる白い街があった。

サングラスにワイルドな無精ヒゲ、なでつけた頭。一歩間違えれば用心棒!だけど、正装したイタリア人男性は美しい!と改めて見惚れてしまったスーツ姿(笑)若い人はもちろん、おっさんまでも渋く見える不思議!

背中バックリ!ヒザ上ドレスで黒塗りベンツから出てきたおばさん!しかもエスコートは若い男性!ううむ!やられたっ!(何が?(笑)

イタリア人のおばさんって、上半身はタル型なのに、なぜか足はスッキリ、キレイなのよね〜?!彼女もとてもキレイな足をしてた。これまたやられたっ!(笑)

午後8時。まだまだ明るい空に、
待ちくたびれたかのように、 小さな月がポックリ現れる
 薬局〜Farmacia〜注意報!

夢のようにキレイな夕暮れを見た後、化粧水を買いに近くの薬局に入る。こう暑い中を歩き回っていると、シャワー後に肌が要求する水分も多くなってきて、手持ちの分では足りなくなってきたのだ。

しかし出てきた主人に欲しい品物を伝えようとしてハタと困った!「日焼け後の火照ったお肌に合う、できればビタミンCなんかが入った化粧水」という説明がどうしてもできない!(笑)

日焼け!肌!水!など、乏しいボキャブラリィを総動員してもままならず、困ったおじいさん、奥さんを呼んできたが、それでも出してきたのは「日焼け止め」だったり「日焼けローション」だったりする(笑)

店を変えても良かったんだけど、人のよい老夫婦が一生懸命聞いてくれるので「さぁ〜コレよ!コレなら大丈夫!」と最後に出してきた品物に決めるまで、30分以上もバトルを繰り広げる事になってしまった(笑)

さて、その夜。シャワーの後に早速使ってみよう!と、手に取り(ココで気がつけ!)足から塗っていく。うん、乳液状なんだ。イイ匂いだ。伸ばしていく。伸びる伸びる。泡立つ。???手の平でクリクリ広げてみる。フツフツ泡だってくる…がぁ〜んっ!コレはもしやっ!そ、そうなのだ!乳液でも、もちろん化粧水でもないこの物体は、ボディーソープだったのである!

店でバトルを繰り広げている間に、妙な親近感が沸いてきて、世間話に興じ、品物をロクに確かめもせず買った私が悪かった… でも、でもっ!コレはあんまりだっ!!先に顔に塗らなくてよかった〜と心底思いながら、2度目のシャワーを浴びにいく(笑)

パッケージ見て気がつけよ!
という代物!参った!(笑)
残りはホテルのお姉さんにあげてきた!

翌日、チステルニーノでスーパーに入った私はショックに襲われた!その棚には、日本でもお馴染みのDOVEやニベアの化粧品が、シャンプーから化粧水まで一式揃っているではないかっ!そ、そうだっ!スーパーなら気ままに商品を触って選べるし、知ってるメーカーもある!なぜ気が付かなかったのだぁあ〜〜!!

イタリアの薬局〜Farmacia〜は、いわゆる専門店。 そうゆう所にあるハーブを使った化粧品とかって、使ってみたくなるのはわかるけど、下手するとシャンプー欲しいのにリンス買っちゃったり、私のような間違いを犯す可能性が高い(笑)

もちろん「私はスズランの香りのタルカムパウダーが欲しいのよ」と完璧なイタリア語で言える人は別 だけど(笑)

だから旅行中に、気軽に、ふんだんに使う自分用の化粧品は、是非スーパーでゲットしましょう!

BACKNEXT