ミスコンがあったのは、旧市街の外の公園だったんだけど、ココまで足を運ぶと、バケツに山盛りになった貝を売る店や果 物屋台が出てたり…街の風景にグッと生活臭が出てきて、またオモシロイ。そこで青と黒のブドウを一房づつ買って帰って、昨日買ったワインと一緒に記念撮影(笑)このワイン、400円!くらいだったんだけど、ちゃんとコシもあってなかなかウマかったよ!ブドウは皮が厚くて酸っぱくて野趣溢れる味…ウマイかマズイかじゃなくて…(笑)
夜になるとテラスに出て、足も上げちゃったりなんかしてワインを飲むんだけど、コレが最高! 吹き上げる風は涼しいし、ソレに乗って階下のレストランから音楽が流れてきて、何にも考えずに酔っぱらってると、遠くに来たなぁ〜ってしみじみ思ったりする(笑)しんみり旅愁に浸る…じゃなくて幸せな孤独感っていうのかな?そんな感じ(笑)オストゥーニに乾杯!ってただの酔っぱらいやんけ?!(笑)
オストゥーニで見た催しの本家ともいえるのが、1000マイルをクラシックカーで走破しよう!という「Mille Miglia」である。 今年で75周年を迎えるたいそう歴史のあるイベントで、アメリカやアルゼンチンにも支部があり、日本でも正式の許可を得て実施されるようになって5年になる。1000マイルというと約1600キロ。この距離を決められた時間と日程(4日間)で走行するのだから、クラシックカーのル・マンみたいなモノかな?(笑)
一口にクラシックカーといっても、年代が様々だから、製造年でクラス分けされており、最も古いモノは、1927年というとんでもないクラスになる。でも1927年製とはっ!もう博物館行き!殿堂入り!本物のクラシックカーだよなぁ〜(笑)
クラシックカーって修理やメンテに恐ろしく費用がかかる、いわば「お金持ち」の道楽になるんだろうけど、それだけ車が好き!って事なんだろう。古いモノを飾ったままにせず、使おう!活かせよう!んでもって、楽しんじゃおう!というイタリア人の発想は、ローマ時代の劇場でオペラを…と一緒で、こんな所にも活きてるんだね!
車に合わせて?クラシックなコスチュームで決めてる人が多かった中で文句なしの一等賞だったのが、このご夫婦!そろいの風防メガネに黄色のスカーフが、とってもキュートだった!クーラーも天井もない車で、ホコリまみれで走破していくのにホントに楽しそう!(笑)おじいさん、おばあさんになってもこんな楽しみ方ができたらステキだよね〜♪
半日観光のチステルニーノから帰ってきてビックリ!な、なんなんだ!この車の洪水は? なんでもクラシックカーで白い街を回ろう!というイベントが、オストゥーニに寄ったみたいで、色とりどりのクラシックカーが勢揃い! 中にはモノクロ映画に出てきそうなくらい古いタイプもあって、エンジンかかるまで四苦八苦!ってなモノも!(笑)
車好きの私にとって、アルファロメオやフィアット、ジャガー、ポルシェにフェラーリそうそうたる名車のクラシックカーが、所狭しと止まっている夢のような光景にもうウカれっぱなし!(笑)オーナーが心血注いでメンテしてるのだろう。内装の革もホントにキレイ!で、中には運転席に座らせてもらってるオヤジもいた(笑) でもその気持ちわかるなぁ〜
車の次は「ミスイタリアコンテスト(予選)」に遭遇!結婚式2つに「Mille Miglia」でしょう?オストゥーニってイベント大好きッ子だったんだぁ〜!(笑)小さな町にふさわしく、まるで学校祭の余興のようにかわいらしいコンテスト風景でした(笑)
立派な玉付き台と居間があった
客室フロアのエントランス