宿泊練は母屋から少し離れた所にある。ここにも暖炉付きのサロンがあって、長期滞在者用にキッチン付きの部屋もあった。 アグリにはタオルも石鹸も置いてない!って書いてある本もあったので、アグリの部屋って?ってちょっと不安もあったんだけど、タオルはもちろん、シャンプーもあって、熱いお湯もたっぷり出て大満足!なぜか2段ベッドアリ(笑)梁が残る部屋もキレイで、手作りパッチワークの布団がカワイイ!でも、もう、いちにのサン!!で爆睡したのはいうまでもありません…お疲れさまでした…


Agriturismo AIOLE
strada Prov.22 della Grossaola Castiglione d'Orcia
 TEL & FAX 39-577-887454
E_mail paolo&noella@agriturismo-aiole.com
http://www.agriturismo-aiole.com/

1泊一部屋(朝食付) 62ユーロ
夕食(別途/1人)20ユーロ
※2002.6 1ユーロ約120円

フィレンツェ〜シエナ間を走る2号線
シエナより約30キロ南下、Bagno Vigoni を過ぎてすぐを右折
Rocca d'Orcia と Castiglione d'Orcia という
2つの町を過ぎて約10キロ(途中看板あり)

 

今思うと、疲労困憊でロクに挨拶もせず宿に入ったような気がする…けど、パオロとノエラの夫婦が営むアグリトゥーリズモ「AIOLE」に到着!「一体どうしたんだ?」「道に迷ったんだよぉ〜」「夕食まだなんでしょ?荷物を置いて早くいらっしゃい!」

今晩はアグリでの初めての食事!だから最後の機内食は食べずに我慢してきた(笑) でも、このとんでもないドライブのおかげで、私も友人も食い気の「く」もでないくらいクタクタ。熱いシャワーを浴びて早くお休みなさい…したかったんだけど、こんな遅くなってしまったし、ココはアグリだ。みんなとのコミュニケーションを拒むのは礼を欠く

こじんまりとした居間の続きに、デン!と大きな食卓があるダイニングは、古いピアノがあり、食器棚があり…とホント、イタリアの家庭みたいで居心地がイイ。私は一目で気に入ってしまった(笑)宿泊客なのかは「?」だったけど、フランチェスカと(あぁ〜名前忘れたよ〜)もう1人、2人の女性がテキパキと皿を並べ食事の用意をしてくれる。

山と盛られたキノコのソテーをつまみにワインを飲んでいたら、出てきましたプリモの皿!ジャガイモのニョッキ!ホカホカあったかいモノを口に入れたとたん、ゲンキンな私の胃袋が活発に動き出した!(笑)(やっぱ温かい食事ってイイよね〜)でもって、このニョッキが超美味だったの!正直ニョッキってモサモサしててあんまり好きじゃなかったんだけど、コレはその柔らかさが絶妙で、プロシュートコッタ(加熱したハム)のソースがコクを与えてて、しかも優しい味!こんなにウマイニョッキは食ったことないよぉ〜!(失礼!)「食べたことないよ〜!」って言ったら「ソレはね、ジャガイモをたくさん入れるからよ」ってノエラ。「そうそう、そして作ってすぐ食べるコトね」とフランチェスカ。やっぱ作りたてってのは美味しいんだね〜

金髪のオペラ歌手、フランチェスカが前に座って司会進行役をしてくれたお陰で、私たちは食べるのも話すのも楽だった!というのも、みんなに大注目されての食事だったから(笑)ニョッキをキレイに平らげると、お次は子牛のグリル。そしてデザートのプリン!はみんなと一緒に食べる

つくった人と話ながら同じテーブルに着くってなんて幸せなんだろう!特別なご馳走でもなんでもない皿なんだけど(ニョッキは別 格!)とっても美味しく感じるもんね!あぁ〜コレがアグリの醍醐味なのね!ってクタクタの頭でもわかった!(笑)で、プラムだかなんだか果 物まで食べて(食欲ない!ってのはどうゆうコト?)すっかり話こんでしまった。で12時近くにお開き!おやすみなさい!

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帽子コレクション!
まだ60前くらい?のパオロとノエラは、穏やかな物腰で、イタリア人にしては珍しく?ご主人の方が主導権を握ってる!って感じ(笑) メールアドレスもパオロ&ノエラの仲良し夫婦(カワイイ!)
この良心的かつ感動的なプライスに注目!(ってある程度調べてチョイスしたんだけど(笑)でもこの設備にこのロケーション!では、かなりウレシイお値段!でしょう?最近泊まってないからわかんないけど(笑)フィレンツェとかローマじゃ、この値段ではなかなか探せないんじゃないかな?しかもアグリならではのホスピタリティも味わえる!まだココしか泊まってないけど、最初からイイ宿に当たってホントにウレシイ!
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