映画の影響だろう…サンガルガーノはゴツゴツ岩だらけの荒涼とした野っ原にたたずんでいるもの…と思っていた。

ところが Rocca Strada からの道は、両側に緑の平野が広がり、絵のように美しく、果たしてこの道であってるのだろうか?とマユをひそめながら走ること30分余り。緑の絨毯の上にポコン…と突き出た建物の影が見えてきた。

おぉぅ?アレなのかっ?!遠くから見る、牧歌的ともいえる風景を意外に思いながら、それでも「サンガルガーノ」と書かれた看板を横目に脇道へ入る。

木陰で一息ついてるご婦人の集団は「スケッチ同好会」の有志?
イーゼルがあちこちに立てかけてある。
「スバらしい被写体よね〜」
「ねえねえ〜それより、隣りのダンナが…」
スケッチより↑こんな事を話しているのではないだろうか?と思わず勘ぐってしまいそうになるほど、おしゃべりに夢中である(笑)
いやいやもしかしたら「本当に」サンガルガーノ談義にふけっていたのかも…

 

特別な囲いも柵もなく、あっけらかん!と建っている修道院は、入場料を取ることもなく、そのままツイと入れるようになっていた。

係員も売店もなく(奥に有人のインフォメーションがあり、展示室がある)

このまま入っていいのだろうか?と不安にもなった日本人の私たちだが、いざ修道院の中に抱かれると、本当に声を失ってしまった…


ハダシの足がいかにも気持よさそうだ…

近くには大きなBARが1軒あるのみ!簡単なお弁当持参で、彼女たちのように野っぱらに寝ころび、修道院を眺めながらランチ!するのもイイかもしれない

 

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