温泉を楽しんだ後、シエナを経由して向かったモンテリッジョーニは、もしかしたら、私が今まで訪れたイタリアの町の中では一番小さいんじゃないかな?っていうくらいちびっコ!(笑)

元来、シエナの対フィレンツェ用に建設された前哨基地で、周囲わずか600mにも満たない城壁に囲まれているのだが、その城壁に14の小塔がたっており、その形がまるで王冠のように見えることから、ダンテの「神曲〜地獄編〜」の中でも王冠に例えられている。

でも、キラキラ金ムク!じゃなくて、木を彫ったような素朴な王冠!って感じで、それがこの町ののどかな風景と、とっても似合っているのだ。
小高い丘の上に建つ町の頭上から、
容赦なく太陽の光が降り注ぎ、
時をも照り固めてしまう
静寂な空間を支配する光と影を、
私たち旅人はしばし楽しむ
モンテリッジョーニという舞台の中で


ロマネスク・ゴシック様式の町唯一の教会は、簡素でシンプルな作りだけど、この石の積み方が何気にステキで、すごく気に入ってしまった!(笑)

 

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もしフィレンツェからシエナまでプルマンや観光バスで行く時は、進行方向右の席に座ってみるとイイ。立ち寄る事ができなくても、王冠のシルエットを車窓から楽しむことができるよ!