この旅最後の温泉!バーニョ・ディ・ペティリオーロは、サトゥルニアにも負けないくらい野趣溢れる屋外温泉!山奥にこんこんと沸きい出る温泉が発見されたのは1230年。だが、古代ローマの哲学者キケロの著書にも載っていたというから、その歴史は言わずもがな…

以来、呼吸器系と肌によいと言われる硫黄水は、メディチ家やゴンザーガ家、枢機卿までにも愛されるようになったとか。と、たいそうな肩書きのわりには、えっ?!ココが?というくらい地味なたたずまい…(笑)人も少ないし…だけどそれがかえってイイ感じでもある。

ご覧のような小さな滝がひとつあるだけなんだが、白濁したお湯がジャカジャカ流れ込んでいて、しかもソレが熱ッい!1分も滝に当たっていると、アチチ!!で川にドブン!でもって、この川が冷たくって気持よくって、熱い!冷たい!を何度も楽しむ(笑)

バーニョ・ディ・ペトロイオは、グロッセートからシエナに向かう幹線道路沿いにある。奥に見えるとんでもなく高い陸橋がその道路!下から見上げてビックリしちゃった!こえ〜よ〜

しかし、険しい山間地帯を横断し、トンネルを掘った、厳しく困難な建設事業は、近年イタリアの成し得た偉業のひとつと言われているそうだ(日本の黒部ダムみたいな感じだね)

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途中、イタリアではあんまり見かけない?パンク頭の男女のグループがバイクでブルンブルンやってきて、川べりでポイポイ服を脱ぐと、下着姿でドボ〜ン!ってしたのにはビックリ仰天!

まぁ〜男はトランクスだからイイけど、女の子が身につけてるのは下、パンティだけよ!もうハダカ同然!(ちゅうかハダカやがな!ソレ!)のカッコで目のやり場に困っちゃった(笑)

だけど、木々に囲まれた川で無邪気に泳いでる彼女たちは、耳に幾つもピアスつけてるバリバリパンカーなのに、なんか絵画のようにキレイで全然ヤラしい感じがしないの!私もあとウン年若かったらスっ裸で泳いでみたいよ!って思ってしまったほど(おいおい!)

サトゥルニアみたいに人が多いとできない行為だろうけど、ココでは誰も全然気にしてなくって、かえってそうゆう目で見るこっちが気恥ずかしくなるくらい。この牧歌的かつ開放的な雰囲気に安心!?したのか、相棒のKちゃん、上がった後の着替えを木陰で大胆にしてたもん(笑)でも、自然にそうしたくなるのよ…ホント

温泉成分を含んでるから身体にイイんだろう…
お腹や足に泥パックしてるオヤジさん。
フム…それもなかなかキモチよさそう!!
だけど、やっぱ泳いでる方がイイやっ!(笑)

グロッセートからシエナに向かう幹線道路223号線沿い。Casale di Pari という出口の次にあるトンネルを抜けて「すぐ」を右折して道路を降り、ややっ!?ってな道を下っていくとあります(笑)
Grand Hotel Terme di Petriolo ★★★★
ココにもありました!温泉療養高級ホテル!
(下の写真はホテルと関係ないからね?!念のため(笑)