豪華王と呼ばれたロレンツォ・デ・メディチの妻、そして彼の長男ピエロに嫁いだのがここピティリアーノに居を構えていた貴族オルシーニ家の娘たちである。で「珍しく」そのパラッツオを見学してみることに…

※このピエロ、偉大な父親の足元にも及ばないドラ息子だったそうで“スフォルトゥナート(不運者)”というありがたくないアダ名を頂戴している

ローマ教皇を排出した由緒ある家柄だけに、収蔵物もキラキラ法衣に十字架、書物、絵画と盛りだくさん!小さいけど迷路のように入り組んだ部屋を回るのはなかなか楽しかった!

ちなみに、ローマ近郊ヴィテルボにある怪物庭園として知られるボマルツォを造ったのもオルシーニ家の者(ピエール・フランチェスコ・オルシーニ)
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↑一応クマで〜す♪

→「新鮮な肉あります!」という文字もさることながら「一目でわかる」陶製の看板がイイ!(笑)文字が読めない人にも一目瞭然でわかるオモロイ看板が多く残ってるヨーロッパでは、小物にも注目すべし!

↑キラリ〜ン♪まぁ〜キレイだわ〜と妙に感心して見入ってしまったイノシシ君の歯!でも匂ってきそうな剛毛がコワ〜イ!(笑)

入口真ん前に「鎮座」してたギロチン様…
こうゆうのを平気で展示しちゃうのもイタリア式なのだろうか?
まさかココに首を突っ込んで記念写真を撮るヤツはいね〜だろうな?!
(ホラ!日本の景観地に、顔入れて撮る板の絵とかあるじゃない?)

ピティリアーノ動物祭り!じゃなくてぇ〜オルシーニ家の紋章は「オルソ〜熊〜」だから、クマさんの銅像や紋章がそこここに見受けられる。

この地で「クマ」ってのは、ちょっとピン!とこないモノがあるんだけど、近くのアミアータ山は南トスカーナで一番高い山だから(1738m!冬はスキーができる!)そこにいるのかもしれない…けど全く関係無いのかもしれない…真相は?ナゾである(笑))