屋根も壁も階段も、岩と同化したような枯れた色合いの町は、強烈な日差しの下で蜃気楼のようにまどろんでいる
こんなに明るいのに、モノクロームのように見える中、
真っ赤な花が、唯一のアクセントをつけ咲いていました
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岩山の中がいわゆる旧市街。限られた空間の中に、まるで手品のように住居が建ち並んでいる。それも整然とではなく、あっちでポコポコこっちでポコポコ…と、空いてる所を建て増し、くっつけ、すき間を埋めるかのような積み木細工(笑)
お陰で立方体を結ぶ道は、複雑怪奇な渡り廊下と化し、いつの間にかヨソ様の玄関先に到着!して、慌てて引き返すことも(笑)
いやぁ〜こんな所で「かくれんぼ」でもしたらさぞかし楽しいだろうな…と思いつつ、狭い路地にはためく洗濯物を見上げ、長屋的に暮らす人々の生活の温もりをも感じることができたのでありました…
日本のガイドには絶対載ってないけど、手元の地図にはワインの樽の絵が書かれている。という事はワインの名産地なんだろうな!実際、見所という見所がないような町の中に、ワイン博物館があった(←時計台の中)こりゃぁ〜今晩の夕食が楽しみだわい!(笑)