おニャ〜!?もう帰るの??
とばかりにジャレてきたのは、
ネコ集団の中でも、2階まで上ってきてた一番ワンパクな子猫
カメラのヒモがいたくお気に召したようで、
立ち去りがたいアグリでしばし一緒に遊ぶ…(笑)
翌朝もピーカンのイイ天気!で、朝食は外のテラスで取る。半袖半パンではちょっと肌寒いくらい空気が透きとおっていて、あったかいコーヒーが身体に染み渡る。

ワラワラと足元に集まってくる犬とネコにパンくずを放り投げながら、ノエラのお手製のタルトをパクついていると、隣りにイタリア人のカップルがやってきた。

シエナやフィレンツェに近いこの周辺のアグリでは、長期滞在者の旅行者だけでなく、週末だけやってくるイタリア人も多い。私たちが週末旅行で民宿に泊まるのと一緒だね。当初は水・木・金とココに3連泊したかったのだが、金曜日はダメって言われたのは、こうゆう週末客の予約が入ってるからだったのだ。

予約時点で、Aiole以外にもダメ!って言われたアグリも多かったので、週末にかけて連泊を希望する人は注意した方がイイかもれません…

アッ!という間の2日間で、今日でココともお別れ…どこのアグリでもこうじゃないと思うけど、家族・ご近所!全員でもてなしてくれた Aiole はアグリ初体験の私たちにとって、忘れがたい体験と思い出を残してくれた。こうゆう思いがリピーターを育むんだろうね〜

まだまだ幼いブドウの木。次にここを訪れる時は、立派な木となって生い茂っているのだろう…お手製ワインが飲める頃になったら、また是非訪れてみたいもんである

皆に見送られて Aiole を後に一路西へ西へ走る…
なだらかに傾斜する緑の丘が続く、肥沃で豊かな大地を走っていると、
まるで緑の大海の中に導かれていくような心地になる
ホントにキレイでキモチよくって、
止まって写真を撮ろうなんてことすら思い浮かばなかったくらいバンバン飛ばして走る
(だからアグリの近くで撮ったコレ↓だけ…(笑)
今思うとちょっともったいなかったかな?とも思うけど、
あんな色だったよな〜、あんな臭いだったよなぁ〜って
記憶をたぐり寄せ思い出すのも楽しいもの。
で、ソレは誰にも見せられない、自分だけの写真になるんである
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