世界一豪勢に、華やかに、享楽的に
生きてきたポンペイの人たち…
でも、こんな姿を後生に残そうとは
夢にも思っていなかったはず…
それにしてもこんな「人型」が採れるなんて
「その時」一体何をしていたのか?
何を考えていたのか?そう思わずにはいられない…

| BACK | | NEXT |

車道と歩道が分かれた道
舗装された道
わだちの跡が残る道
まっすぐな道
目の前に延びるそれらを見た時、私はクラクラした
家屋や店、釜の跡を見た時より圧倒的なショックを受けた
これが紀元一世紀前の道
日本が弥生時代だった頃の道
時間という概念が一瞬に吹き飛ぶ瞬間
自分の足が踏みつけている道が、1本のタイムマシーンになる
ポンペイにはそんな道が無数に延びている

 

美食と情事に彩 られたポンペイの生活は「生」への執着と感謝の現れだった。
だから男根は大事なシンボル!壁画もそうやって見ると、
あっけらかんとして明るいもんである(笑)