BACKNEXT
小さな街にしては、すれ違う修道士?神父?さまとの遭遇率が高いのがアッシジ。これも聖地ならではの風景のひとつ。腰に巻いた紐に3つの結び目がついているのがフランチェスコ会の僧衣の特徴で、これは「清貧」「純潔」「従順」という3つの戒律を表している。

聖堂周辺は押すな押すなの大混雑で、ア然とするようなスゴイ人!通りの土産物屋には様々な形態のS・フランチェスコの人形が並び、ジェラート屋の前は長蛇の列。バチカン顔負けの熱気と人混みで、2回とも人気のない冬に訪れた私にとって、今まで持っていた静かな小さな街…というイメージがちょっぴり崩れてしまった(笑)

が、表通りの喧噪も、1本中に入れば、アッシジ本来の静かで落ち着いた雰囲気を味わうことができる。この季節、どの家の窓も色鮮やかな花が飾られていて、道行く人の歩みを止める。一軒の家には、見事なブドウが実っていて、さすがイタリア!って拍手と激写 !(笑)

「暑いね〜」「ウム…暑いなぁ〜」「美味しいね〜」 「フム…確かに!」向こうの席のおじいさんと目線でしゃべる。会話しなくても通じあう不思議(笑)

元来小さな街だから、昼時ともなるとBARに入りきれなかった人たちが通 りに溢れだしてくる。そんなハラをすかせた人が必ずといっていいほど立ち止まってのぞき込んでいた菓子屋のウィンドウ(笑)みんな甘いモノ好きなのね〜

しかしこのキュートな見かけにだまされてはいけない!こういった菓子屋に「ほどよい甘さ」の商品は全くなく、砂糖の固まりを口にしているようなレッドゾーン突入の強烈な甘さだけ!エスプレッソを何杯も頼むハメになる(笑)

日本は料理にみりんや砂糖を入れるから摂取ができているが、そうでない外国では、お菓子で摂取する。だから甘いのだ…という話を聞いたことがあるが、どんなモノなんだろう?でも私もイタリア滞在が長かった時は、コレをむさぼるように食べていた。案外当たってるのか?コワイ…(笑)

この暑さだもの、BARのパラソルも満開、満席で、我々も一休み。で、初めて頼んでみた「グラニタ」はレモンのジェラートをソーダで割ったみたいなとんでもない代物だったんだけど、いかんせん初めてだったもんだからこうゆうモノだと思って2人ニコニコ飲んだ。その時は…。が、後日、プーリアで「本物」の「グラニタ」を飲んだ時のショ〜ック!と言ったら…!何度も言うがKちゃん、アナタに食べさせてあげたい…(合掌)