何人かのグループを形成して、ガイドさんが引率してくれるので迷子になることはない(笑)ガイドは主に伊語と英語。質問にも丁寧に答えていたし、コーナーコーナーにも係員がたっていて、とても親切な印象を持った。

通路もよく整備されているが、急な段差や階段があるので、歩きやすい恰好を。また半袖でも寒いくらいだし(冬は暖かい)水滴も落ちてくるので、長袖が必須!あるイタリア人家族は、雨カッパ持参で笑ってしまったけど、後で思った…「アンタらは賢い!」って(笑)(持っていく必要はないと思うけど)

人数制限があるので、チケットを買ってもすぐ入れる…というワケにはいかない時もあるので注意!でも回りにいろいろ店があるし、時間つぶしに苦労することはない(笑)

●1キロコース 15000リラ
●3キロ(おすすめ)コース 2500リラ
●バーリから私鉄Sud-est線で約1時間

グロッタへの列車は単線で、また本数が少ない。しかも私は行く時に降りる所を間違えて1時間近く炎天下の中を歩いていかなければならなかった…辛かった(笑)歩き方にも注意書きしてあったが「Grotta」とつく駅が二つあるのよね〜全く!行かれる方注意してください(笑)こっちが正しい駅!

この線は私鉄なので、国鉄と違い、座席の上に荷だながあったり、ちょっと古くさい、でもかわいらしいつくりになっている。狭い車内では肩が触れ合い、ソレが自然に会話につながっていく気安さがある。

行きでホームから一緒だったおばあさん「こんな所に1人で来て!」と最後まで気遣ってくれた。分かれる時もホームで小さくなるまで見送ってくれた。涙が出そうになった。

帰り、ようやく来た列車は反対方面だった(単線だからね〜)がっかり顔の私に、運転席から乗り出した運ちゃんが「すぐ戻ってくるからな〜」って手を振ってくれた。

1人だけど、おばあちゃん、私は1人じゃないんだよ!だってアナタたちがいるから…ね?

地下に潜ってさぁ〜出発だ!という入口地点のみが、唯一写真を撮れる場所。この頭上にポッカリ開いた穴は、洞窟が発見されるまで、なんと付近の住民たちの「ゴミ捨て場」になっていたそうだ!うへえ〜〜〜!!

洞窟を回るコースは、断崖の洞窟、要は上下を観光する1キロコースと、私の参加した、見所を歩く3キロコースがある。が、何が何でも3キロコースをお勧めする!(笑)3キロっていっても「ホント」に「アッ」という「間」だし、3億年の歴史の中を歩くってのは、なかなか貴重な体験だと思う…うん!

グロッタの施設の入口。土産物屋やレストランなどたくさんあって、一大観光地になっている。涼しい洞内に涼を求めてか、夏にはたくさんの観光客が訪れる。

写真に見える塔が、下の赤丸の部分で、エレベータホール。帰りはコレで一気に地上に戻る。

公式サイトはとってもキレイでみやすく楽しい!洞窟内では写真撮影は一切禁止なんだけど、ココで載せているのは、印刷物とこのサイトの写 真を(地図も含め)拝借させてもらいました…すいません…

http://www.grottedicastellana.it/logo.asp
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