夕食前、居間で白ワインをすすめながら我々に他の宿泊客を紹介してくれたのは、部屋に案内してくれた一見冴えない「おじいさん」がぁ〜なんと彼がこの城のパドローネ(城主)だったのだ!びっくり!よぉ〜く見るとそこここに気品が…(笑)

楽しみにしていた夕食は、シェフが急病とかでコールドのみ。あぁ〜楽しみにしてたのになぁ〜それでも回りに何にもないこんな所では、 アクシデントにも耐えなければならない…ウム…(笑) だけど美味しいワイン、生ハム、オリーブにチーズがあれば立派な夕食になるのがイタリアのイイところ(笑)

ベルギーから来た母娘やNZランドから来た家族と、通じない割には「会話」もはずみ、しかもみんな飲んべえで、最後のグラッパになる頃にはヘロヘロになってしまった…(笑)

 

番小屋みたいな東屋がチェス小屋になってる。 ちょっとお洒落…

 

食後も、ワインにリキュール、シガーにおしゃべり…と「大人」たちは長い夜を楽しむ術を駆使して楽しむ。お酒に弱い私は目を開けているのがやっと…という始末(笑)

その中で、全員が均等にしゃべれるように会話をコントロールし、飲み物をすすめる完璧なホスト役に徹するパドローネは言います「アナタたちはみんな私のお客さんなのだから、楽しんでいきなさい」と。

泊まりに来た、のではなく招待された、という感じ(笑)でもこんなホスピタリティに惹かれて毎年やってくるリピーターも多い。ホテルでは得られないちょっとイイ体験でした…ホント

 

 

せっかくのステキな部屋で、寝酒のワインもちゃんと用意してきてたのに、2人とも部屋に戻るとバタンキュー這うようにシャワーを浴びる(笑)いやぁ〜飲んだ飲んだ!

昼でもそうだったけど、夜もほんとぉ〜〜に静かで、満天の星のキレイなコトと いったら、もう手で掴めそうなくらい近くて明るいの!あるべきモノの本来の姿ってこんなにキレイなのね〜と普段の100倍くらい感動しながら(酔ってたので(笑) サワサワサワサワ…木々の枝が触れあう子守歌を耳にしながら、たうそう幸せな眠りにつく私でありました…

居間や食堂に通じるエントランス。この左手2階部分が私たちの部屋(入口は別)

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