鳥カゴで頂上へ上がりパノラマを楽しんだら、ちょっと山道を登って、守護聖人ウバルドが奉られたS・トゥヴァルド聖堂へ行ってみよう「ローソク競争」で使われる「ローソク」を見ることができる(ローソクっていうよりおみくじの箱みたいだけど)教会も素朴でイイ感じ。

行きはよいよい、帰りはコワイ〜♪じゃないけど、マジで下りはちょっとヤバイ!足元が丸見え出し、このままストン!って落ちそうで、絶叫というより無言でバーを握りしめる…という心境(笑)何にせよ、かいた汗が一瞬でも引く、爽快かつダイナミックな乗物なんであります(笑)

■グッビオの街の東に乗り場がある。往復9000L也

グッビオに来たら是非ともトライして欲しいのが、この恐怖の「立ち乗り鳥カゴロープウェイ!」(スゴイ名前だ!)遊園地の絶叫マシーンが大好きな私をもってしても、これはスリル満点の乗り物だった!

大人2人でいっぱいの貧弱な「鳥カゴ!」と下界を遮るのはか細い鉄棒だけ!日本の平和的かつ安全な乗物に比べると圧倒的に造りが「チャチ」で、しかも上半身ムキ出し!まるで背中から吊り下げられて空中を飛んでいるような気分になる(笑)

行き交う人たちと自然にこわばった笑みが交わされ、グッビオを訪れる人々の交流に大いに役立っているのだが、コレは絶対カップル向け!だって抱き合うのにちょうどイイ大きさなんだもん!さすがイタリア!(笑)

 〜グッビオ ローソク競争 Corsa dei Ceri 〜

毎年5月15日。グッビオが一年中で最も熱くなる日。 街の守護聖人、聖ウバルドの祭りの前に行われる「ローソク競争」は、ウンブリアを代表する勇壮な祭りとして知られている。

青、黄、黒のシンボルカラーで分けられた3つの地区から選ばれた男たちが、高さ4メートルもの巨大なローソク(Ceri)を担ぎ、聖人をまつるサントゥヴァルド聖堂までの山道を一気に駆け上がる。その距離5キロ、標高差820m。力とスピード、そして技が競われる男の祭りである。

それにしても、パリオも中世サッカー競技も、イタリアの古式ゆかしい祭りって、みんな「地区対抗」なのね〜1年に一度、闘争本能を鼓舞する!民族の血を感じるね〜 (文献参照「地球の歩き方」)

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