ちょっと情けな系のウサちゃんのお皿です(笑)

お昼は旅先で私たちがいつも楽しみにしてる「お皿の店 BUON RICORD」の店に…LUPOとは「オオカミ」の事で、アッシジも近いことだし、オオカミに説教するサン・フランチェスコの絵が店内に描かれていた。

朝の豪勢な食事と昨晩の暴飲のせいか、2人ともあんまし食欲がない。でもお皿をゲットするには各々がそのメニューを頼まなくてはならない。で、それはウサギの煮込み…といういささかヘヴィな料理という事がわかっていたので、プリモは「ふたり」で一皿、それも「軽そうな」スープを頼む。ちょいとルール違反だけど、観光客には目をつぶってくれる所も多いし、プリモにセコンド2皿は必須!というオキテもずい分ゆるんできてるので、許してもらおうよ…って思ったワケ(笑)

しかしっ!店を仕切るいささか化粧の濃いマダムは、何を勘違いしたか、それとも「2人でスープひと皿だけなんて!」と憤慨したのか、そのプリモを2人分持ってきたのである(笑)頼んでないよ〜って言うこともできたんだけど、彼女の迫力に無言でスプーンを手にする2人…(笑)


↑飾ってある「ローソク競争」の写真に注目!マジで人の波だね〜歓声が聞こえてきそう(笑)

しかもこのスープ、長くて太いパスタがゴロゴロ入ったとんでもなくボリュームのある代物だったの!(笑)おかげでメインのウサギは「おいしいね〜♪」とは決して言えない、かわいそうなコンディションの中で淡々と胃袋に納められ、それで満足度が星2つになってしまった(笑)珍しいクリーム系煮込み風で、美味しかったのは美味しかったんだけどなぁ〜。それとズッキーニの花のフライが付け合わせにあったのがグ〜♪(笑)

でも、この女主人、ハウスワインを頼んだのに、DOCG赤ラベルのボトルをデン!と置いて、びっくりする私たちに「いいから飲みなさい」って(笑)すでに開いてたボトルだったんだけど、特に高い請求もされなかったし、エスプレッソと一緒にチョコレートがてんこ盛りになった皿を差し出し「好きなだけ取りなさい」って、なかなかホントに豪快な人でありました。 なんか書いてるうちに食べる方は大変だったけど、イイお店だったなぁ〜って思ってきたので、星をひとつ増やしておこうっと(笑)

 

西にある旧市街
人々が普段から通い、利用する店が並ぶ通りには、
ホッとするような和やかな生活臭が漂っている
ソレは何百年も前から積まれた石と、蓄積された空気が織りなす気取らぬ街の顔
だからこんな風景も絵になるんだねぇ〜
通りがイイ顔してる街にハズレ無し!(笑)

 

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Locanda del Duca
Via Piccardi 1 Gubbio
http://www.Gubbio.com/lacantina
(ホテルの下のレストランのサイト)

イタリア人ってお国自慢もスゴイけど地域自慢もまたスゴイ!ワインを買う時にウンブリアで一番ウマイ!って勧められたのが、明日、我々も行くモンテファルコの赤(笑)でもココの赤ってイタリアでも注目!って読んだことがあったので飲んでみることに…どっしり貫禄のある農家のおばさんのような味で(どんなんや!?)とっても美味しかった!

プルマンの駐車場となる広場のすぐ裏手で見つけた小さなホテル。すぐ横で経営してるレストランのスペシャリテはトリュフとポルチーニだ!やっぱり山の幸に恵まれてるんだね〜。ちょっと変形した部屋は屋根裏下宿部屋のようにカわいくて、今回の旅行中で一番気に入ったくらい(笑)(お城は別 として)

夕食は近くの食料品屋で買い出ししたイノシシの生ハムと灰かぶりの黒いペコリーノ。そして散歩途中で見つけたエノテカで購入した赤ワイン。これらをテラスに持ち出し、9時前だというのにまだまだ明るいグッビオの街を眺めながら乾杯!そう、ココのテラスって、ちょうど正面 にパラッツオが見えて最高だった!

そのうちフト視線を感じてナナメ45度下に目線をやると、隣接した建物のテラスにズラリと並ぶ足あしアシ!しかも半裸!(笑)「やぁやぁ〜こんばんわ!」と挨拶が始まったんだけど、彼らはみんな北欧から来た観光客で、少しでも日光浴をしようと、そんな姿で寝転がってたワケ(笑)でも、もう夜やん!って、彼らにすれば、観光より何より、このイタリアの太陽を目一杯身体に取り込みたいのだろう。そういえばこのホテルの周辺には、長期滞在者向けのレジデンスがたくさんあったナ


Ristorante Taverna del Lupo 
Via Ansidei21 Gubbio

■パスタのスープ、ウサギの居酒屋風・ズッキーニの花フライ添え(お皿のメニュー)、赤ワイン、水、エスプレッソ■お二人さま約70,000L■満足度