「Festival dei Due Mondi〜2つの世界フェスティバル」

ペルージアのジャズフェスティバルと同じように、スポレートにも世界に誇る夏の一大イベントがある。1985年、旧世界(ヨーロッパ)と新世界(南北アメリカ)の文化の交流を目指すために始まった「Festival dei Due Mondi〜2つの世界フェスティバル」がソレで、演劇、バレエ、オペラ、コンサートなどが、期間中あらゆる場所で催される。特に古代ローマ劇場跡を使ったバレエは人気演目のひとつで、かの熊川哲也も舞台を踏んでいる。

また、前衛的、実験的演出の演目が多いのも特徴で、新作はもちろん、古典的名作が、アッ!と驚く斬新な演出で催されるなど、関係者や観客を大いに楽しませている。 普段は静かなスポレートの街も、フェスティバル期間中は、世界規模の芸術村になる。グッビオに比べてちょっとハイカラに見えるのは、そのせいでしょうだろうネ(笑)

■スポレートのとあるエノテカ
■前菜盛合わせ、黒トリュフのタリオリーニ、ラムのグリル、
グリーンサラダ、赤ワイン、水
■2人前約70,000L  ■満足度★★


ホントはもっと家庭的なトラットリアでも見つけるつもりだったんだけど、土産探しに夢中になってしまい、時間がなくなってしまったので(笑)すぐ近くのエノテカでお昼!今風の店だったけど、料理はなかなかどうしてウマかった!ワインもせっかくだから…と奮発して、この地の最上銘柄モンテファルコサグランティーノを注文!グッビオでも飲んだけど、種類がいろいろあるからね〜(笑)で、コレまた、ラムやパスタや前菜と(要するに全ての皿と!)バッチリグ〜♪ってな美味しさで大満足!だけど店で飲むこのワインはやっぱ高かった〜部屋で飲むべし…だわ(反省)(笑)

街の東端にある「塔の橋」まで食後の散歩!その名の通り、何本もの「柱」の上につくられた橋で、最大高80m、長さ200m以上!というとんでもなくビッグサイズの代物!この写 真のウラ側に通路があって、普通に歩いて向こうに渡ることもできるんだけど、ホントにすごい高さだから迫力満点!しかも渓谷を渡る風が強くて、マジで吹き飛ばされそうになるくらい!(笑)

駅に戻る途中の広場で、市が建っていたのでちょっとブラブラ…のつもりが、また熱心に見てしまい(笑)ついでに!ポルケッタ(子豚の丸焼き)のパニーニを友人と半分コ!(笑)でもでもこんがりキツネ色のブ〜ちゃんが「そこのお嬢ちゃん!ちょっくら食べていきなはれ」みたいに訴えるからついつい…でね〜コレがやわらかくてイイ塩加減でまたウマかったのよ〜(幸)ビールにピッタリ!って感じ(飲んでないけど)でも、これでノドが乾いてしまって、結局BARでビールを飲むハメになってしまった(笑)友人が注文したのはフラゴリーノ。コレはイチゴの甘い、少し発砲性のリキュールで、なかなか美味しい!お酒のダメな人にはピッタリかも!色もキレイな赤だし、お勧めです!※ちなみに友人はスーパー飲み助!(笑)

グッビオから駅まで、駅からスポレートまで、スポレートからモンテファルコまで…黄色い絨毯がそこココに広がって、私たちの目を楽しませてくれた。 特に美しかったのが、グッビオのお城のホテルまでの道中で、ほんとぉおお〜〜に道の両脇が、ひまわりで埋め尽くされていて、黄色い海の中を走ってるようだった!スゴかった!あまりのキレイさにカメラも向けず見とれてしまった(笑)

遠く離れると、深い緑と黄色のじゅうたんが、雲一つない青空の下で、イタリア国旗のようなコントラストを創り上げ、コレまたタメ息が出るような美しさ!自然のカンヴァスは、なんて大胆でステキな絵を描くんだろう!ウンブリアの偉大な画家に思わず拍手!(笑)

前ページは、芸術新潮の誌面のようになってしまったけど(笑)スポレートは古いだけの街じゃない。毎夏、世界的に知られる演劇・芸術フェスティバルが開かる、知る人ぞ知る国際都市?なのだ!だからか、洒落た店も多く、凝ったデザインの看板が頭上を飾り、ブラブラ散策するにはもってこい!

→ギャラリーの2階から「こんにちわ!」(笑)

その中でカワイイ雑貨屋を発見!思えば自分のも含めて土産用の買い物をしてなかったで、2人とも夢中になってしまい、すっかり沈没してしまった(笑)

本店?はペルージアにあるそうだが、こうゆう感じの店って、例えばミラノだったらいくらでも見つけれるけど、地方の小都市では珍しいのよね。そして細々買いあさったモノをひとつひとつ丁寧に、凝ったラッピングしてくれたのには感激!(コレも珍しい!欧州人はたいがいラッピングが下手クソ!)(笑)

で、私は大好きなオレンジとキイロに塗られた木のトラック(マグネット)を買いました!エッヘン!

サイトもカワイイよ♪ http://www.legnomagia.it

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