今日は海軍と市民との交歓会みたいなイベントがあって、手漕ぎボートレースが行われていた。埠頭や橋の上からヤンヤの声援を受け、 海の男たちが真っ赤な顔をして運河を往復していた。

海軍の人は白いセーラー服ではなく、黒づくめのウエットスーツ姿だったけど、これがまた格好よくて、私はというと手漕ぎボートのおいちゃんより彼らに視線が 釘付けでありました(笑)
     

今日は1日お祭りらしく、夜になると旧市街の先端にあるカステッロでファッションショーが開催されると聞いて、私も見物。 15世紀に建てられたという外観は城というより要塞のように堅固。実際現在は軍事施設として使用されているという。が、そんな無骨な様相だか らこそ華やかなレーザー光線や軽快なロックが妙に似合って、ナイスタイミングでポッカリ浮かんだ三日月との対比が素晴らしくキレイだった!

小さな運河を挟んだ対岸の広場に、ちゃんとイスが用意されていて、のんびりしっかり見れるようになってるんだけど、やっぱ最終的には手すり トコまで出て立ってみちゃうのよね〜みんな(笑)

   

       
■IL Caffe (歩き方にも載ってます)
■お一人様(こんなん書かんでも一人!(笑)約40,000L
■スカンピのタリオリーニ、アジ?の香草焼き、赤ワイン(メッゾ)
水、エスプレッソ
■満足度 ★★★

実はもっとウマそうな店がたくさんあったんだけど、どこも開店が8:30〜9時という遅さ!(それまでみんなどうやってしのぐのだろう?) それじゃあ〜9時からのファッションショーが見れないじゃん!ということで、奇跡的に7時から食べれたこの店に飛び込み!(ちなみに歩き方にも載ってます) すんごい今風の店だったけど、料理はまあまあ(笑)

シェールのようなド派手なマダムがお勧めしてくれた中からスカンピのタリオリーニと魚の香草 焼きを注文。旅行中、魚を食すのは今回が初めて!やっぱせっかくだもの、海に近い街では魚介を口にしたい。だってオイシイし安いし…(笑)

もちろん私が唯一のお客だったんだけど、これは考えようによっては気兼ねしないし、ゆっくり食事できてイイ。店員の対応も丁寧…のような気がする(笑) だからひとり旅の夕食を座って食べるのはちょっと…という時は、少し時間をずらして入るとイイかもね!

旧市街と新市街を結ぶジレヴォレ橋。鉄骨のシルエットが美しい、あまりイタリア的ではないこの橋は、上下ではなく、平行に旋回して大きな船を通す。 手すりにちゃぁ〜んとイカリマークが入ってるのがミソ!(笑)

バーリは都会すぎて空の明るさより街の灯が勝ってしまうので気が付かなかったけど、空が蒼い街って、 夜空も蒼くてキレイなんだ〜って感動してしまったターラントの夜。お月さまの光もびっくりするくらい明るくて、でもそれがやわらかく街を包んで、沖合に浮かぶ漁船のほのかな灯りがちょっとしたア クセントをつけてる。日中、あんなにギラギラしてた街が、こんなに様変わりするのも感動的!(笑)

外国って夜の明かりが乏しくて暗くてコワイ…なんて思うコトもあるけど、それはきっと月明かりの美しさを知ってるからじゃないかな? 最低限の明かりで最高の明かりを見る。自然が豊かな土地ってホントに贅沢!

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