さっきのキツネとネコは意味不明だったけど、これなら一発!わかりやすい!ワインの店だね!ということで中に入ってみる…

やぁやぁ〜いらっしゃい!と迎えてくれた店主は、これからジョギング?というようなジャージ&スニーカー姿で、思わず微笑んでしまったけど、実はココ、町一番の歴史と伝統を誇る「MORIS FARMS」というワイナリーだったのだ!


 

 

MORIS FARMS
www.morisfarms.it

マッサ・マリッティマの店は Via Norma Parenti の南。いわずもがな…樽の看板が目印である

 

 


先に来ていた女性はシエナからワインを買い付けにきたらしく「ココのワインは美味しいわよ」という一声に、じゃあ〜1本買っていこう!ってことに。

銘柄が3種類しかなかったので、その中の一番良いのを頼むと「ホントにコレを買うのかい?」って妙に喜んでいたのが、またおかしかった!(どこまでも和やか(笑)

これは1本20ユーロ(約2400円)で、確かにイタリアでは高い部類なんだけど、ココではあんまり出ないのかなぁ?

しかしこのジャージ姿とローカル色にだまされてはいけない!店の奥には立派なセラーがあり、古いタルや器具が並ぶ店内は、老舗の風格をそこここに醸し出している。

しかもこの買ったワインのお味といったら!ドッヒャ〜!腰を抜かすくらいウマかったのだ!(詳細は次頁)

ハチミツももちろんだけど(笑)この町に来たら絶対買っていくべし!ちゅうくらいの逸品だと思う!マジで!(試飲もさせてくれるよ!)

 

 

 

近所のオヤジさんが、でっかいビンをぶら下げワインを買いにやってきて、店内にある3台の巨大なタンクから白ワインを注ぎ始めたのだが…

コルクが開いたその瞬間から、店内いっぱいに甘酸っぱいブドウの香りが広が広がっていく。あぅう〜なんて良い香りなんだ!しかし繊細な香りとは反対に、ワインの方は、ドボドボジョボジョボ…と、まことに大胆かつお下品にビンの中に流れ込んでいく(笑)

創業1200年(多分)の老舗ワイナリーの店主(多分)が、濃紺3本ジャージ姿でワインを注ぐ。この気取りのなさが最高!大好き!(笑)で、5リットル以上は入るだろうか?これでしめて6ユーロ!(約700円)飲む分だけ安価に入手する。なんて合理的かつエコライフ!

車を止めた城壁沿いに広がる遠景に、ついに水平線を発見!
もっと高台に登って見れば、エルバ島まで見えるかもしれない!

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