>Piazza Armerina ▼Caltagione

BACK NEXT

個人工房の店が多く、店内にある作業場や作業風景を喜んで見せてくれる。階段最上段左手の店は大きく、絵付けしてる様子が見学できたよん♪

 


シャッカやSステーファノ・ディ・カマストラなどシチリアには陶器の街として名だたる街がたくさんあるが、規模においてはココ、カルタジローネが一番!なんてたって陶器専門の学校や美術館があるだけでなく、工房の数も50を超えるというのだから半端じゃない。伝統的な文様や絵柄はあるけど、作り手によって出来も様々だから、時間があるならいろいろ回ってお気に入りの陶器を見つけたい。

シチリアらしいぽってりした陶器は既にいろいろい買っていたので「この黄色は昔ながらの伝統色なの」という口説文句に落とされて(笑)ココではこんなシンプルな小皿を買うことに。階段下左手の小さな広場に面した、置いてあるモノも店内もカルタジローネらしくないオシャレな店だった。こってりした絵柄に食傷気味になったらのぞいてみたらイイと思う。

 

 

142段×2=284段の登り下り&ブラブラショッピングで疲れ、冷えたビールで一服し、ほなアグリに帰りまひょか〜と車に戻った私たち。ワイパーに挟まった赤紙ならぬ黄紙にビックリ仰天!な、なんじゃこりゃあ〜?!え?え?ぎゃぎゃぎゃ〜!!駐禁やん?!うっそぉお〜!ってココ無料Pちゃうん?!と看板を見ると…〈13〜16時までは無料〉「い、今何時?」「・・・4時40分・・・」「・・・・・」うなだれる2人。最初、広告かと思って思わず捨ててしまいそうになった(そうすればよかった…)その黄紙を改めて見ると〈罰金35E也〉崩れ落ちる2人…ああ無情…

そぉいえば、BAR探して通りを歩いてる時に、パーキング調べてるお姉さんがいたのを私たちは見ている。あン時がちょうど4時ぐらいで、冷えたビールの誘惑を断ち切り車に戻っていれば…走馬燈のようによぎる後悔の念…いやそもそもちゃんと時間を把握しておけば…はぁ〜ホンマに「オレたちドンくさい組!」の大番長である…

にしても「たった40分」オーバーで35Eなんてア〜タ!素晴らしく豪勢なランチが2人余裕しゃくしゃくで食べれる値段じゃ〜あ〜りませんか!「旅の悪事はかき捨て」と悪魔のような考えがよぎったが、愛するイタリアで悪い事はしたくない…というか悪事ができない小心者だった私たちは(笑)罰金支払いのためタバッキへ…エ〜〜ン

 

ジャジャ〜ン!電灯の傘もやっぱり絶対「陶器」です〜いやぁ〜んカワイイ♪とKちゃん思わずご購入♪がっ!この吊下げ式、日本で設置するとなるとコードやら配線やらちょっと(大分)手を加えなくてはならない事が帰国後判明!傘だけ買ったKちゃんのソレ(18Eもしたのに)は、日の目を見る事なく無用の長物にとなりかけている…(合掌)(笑)

※ハンズとかで部品を揃え配線を整えれば設置可能

運がイイというかすぐ近くにタバッキがあって、おばさんに渋々黄紙を渡すと「アララ〜」とばかりに口元に苦笑い。チッ!おりゃ〜たちだって好きでもらったワケじゃないんだよ〜さっさとやってくんな!と待っていたのだが…
おばさん、自分がもらった事はあっても(?)手続きをするのは初めてらしくどうやったらイイのかわからない…しまいに警察に電話して手続きの方法を聞く始末。そのあたふた振りがおかしくてイイ気分転換になったヨ(笑)

〜削って停めよう!シチリアでの駐車の心得〜 

私たちのような悲劇の犠牲者を出さないために…シチリアでの駐車方法をココに伝授する…
心して読んでくれたまへ(笑)

まず、チケットが必要なのか、時間帯によっては無料なのか駐車規約?!をよく確認すること。市中の中にあるPでは、今回の私たちのように●時〜●時までは無料…という旨が看板に書いてあるので「必ず時間内」に戻って出よう!

よくわかならい場合はちゃんとPチケットを購入する事が一番安全確実!ウム。そこで登場するのがこのデッカイPチケットである。タバッキに売っており、1時間用と30分用がある。例えば1時間半停めておきたい場合、2種類のチケットを買って、何日の何時から1時間半なのか該当する部分をスクラッチのように削るのだ。写真で見えるかな?上から年、月、日、時、分とあるでしょう?これでいうと「6月30日10時10分」この時間から1時間停められる、という表示になるワケである。

注意するのは先に1時間分を削って使っているので30分用チケットには10時10分の1時間後、11時10分の所を削らないとダメなこと。あ〜ヤヤこしい!でもタバッキの人が男性であなたが女性なら「どれどれオイちゃんが削ってやろう♪」とゴシゴシしてくれるだろう(笑)
また「ああ〜あそこだったら●時まで無料だから今はいらないヨ」とか「今日は終日無料だよ」とか教えてくれる事もあるもあるので、とにかく一度タバッキに行って聞いてみるとイイかもしれない。

で、これを車外から見える所に置いておく。間違っても持って出歩かないように(笑)チケットも名所の写真が入ってたり、それぞれの街で違っており(値段もビミョ〜に違う)コレはコレで旅の良きスーベニールになるのではないだろうか(写真モデル/一番豪華だったノートのチケット)
とにかく1時間100円もしないのだから、手間とお金を惜しんで、それ以上のお金と時間を浪費しないこと!ドライバーなら誰でもそうだろうが「駐禁」とられるほど口惜しく腹立たしい事はないからネ!(笑)

※イタリアでは州によって規制が違うので、シチリア以外では今現在どんなシステムになってるかわかりませぬ(上記シチリア情報:2004,6)