とうとうきちゃいました…旅の最終日(TOT)
当たり前だけど“旅”の始まりと終わりではモチベーションの差が激しい。疲れもいろいろ溜まる頃でもあるし…。
でもでも最後の1日を楽しく過ごすために、やってきました。ザッフェラーナ・エトネア。
その名の通り?ヨーロッパ最大の活火山、エトナ山(3323m)のお膝もとにある街で、このモクモク上がってるのは「雲」じゃなくて、山が今だ生きてる証、「噴煙」なんであります。山の頂が見えるこの近距離がスゴイっ!つい最近、2002年にも噴火したのだが、そん時、この街はど〜なったのだろう?!と思わずにいられない。
そ〜いえば、家々の趣が他の街とちょっと違う。“古び”がなくて新しいのだ。きっと何度も再建したんだろうな。じゃあこんな危険な所に住まなきゃイイじゃない?!って思うけど、生まれ育った地を捨てれないのもまた人情。エトナ山と一心同体で営みを続けている街なんでせう…
があ〜しかしっ!
店が開いてなぁあ〜いっ!え〜?!なんで〜!せっかくココまでやってきたのに、ソレはあんまりだぁ〜(TOT)バカンスにはまだ早いし、閉まっているようにも見えないので(敷地内に入れたから)磨き上げられたガラスにひっついて、ありとあらゆる手で?トライすべくも、物音ひとつしない・・・ああ無情・・・
▼Zefferana Etnea >Aci Castello >Catania
ケーブルで上がり Ristorante PARCO dei PRINCIPI シチリアで?と、ちょっと以外だが、この街の名物のひとつが11〜5月頃に採れるfunghi(きのこ)だそうで、それがお皿の料理となっている。絵柄もなかなかカワイイではないかっ!クスクス |
ホントに全くついてないったらありゃしない。すっかり意気消沈して街を後にしてしまった私たちだが、時間のある人に是非賞味してもらいたいのが“ハチミツ”と“白ワイン”である。
Zafferana Etnea は、Citta'del Miele協会 のメンバーでもあるハチミツの名産地。特にシチリアならではのオレンジのソレは、ゴルゴンゾーラやペコリーノといったクセのあるチーズとあわせると、悶絶卒倒のウマさですぅ〜
そして、エトナ山が抱く雪のように白く澄み切った味と比喩されるDOCワイン“エトナビアンコ”は、シチリアの魚介とピッタシカンカンの、香り高い爽やかな白でアル。
もちろんZafferana Etnea以外の街でも入手可能だけど、雄大なエトナ山の麓で生まれる美味を地元で味わってみてください。
見とがめられたら
「家宅侵入」で
逮捕されるところ?(笑)