エアコン回りも日本と同じ形式!で問題なし!
ううむ…車が変わるたび仕様も変わる…奥が深いというか、やっぱり点検は念入りに!と改めて思う私でありました…
へへっ!前回泣いたたライトはココで点けるのよね!フフン♪分かってるわよん♪カチカチ!ちゃんと点くわね!
でも思うに、この機能はラジオよりハンドル横にあった方が便利だと思うのよね〜
今回もAT車だが、いわゆる完全オートマの(A)と、任意でギアチェンジができる(+)(-)レンジのついたちょっと変わったギア。
ATにしてもギアチェンジをしたい輩(主にイタリア人)が多いのだろうか?(笑))
今回の相棒はフォードの1400cc、 4ドアハッチバック、その名もFIESTA! 「I」がなきゃ〜フェスタ(お祭り)でちょうど良かったんだが、さっそく「フィエッ子」(?)と命名!なぜって、前回トラブったのは、車にニックネームを与えていなかったからだ!と思い当たったからである(お前らは子供か?!)(笑)ちなみに事故後の2台目「ドードーどり」は見事!代役を果たし、名車として我々の記憶にしか!と刻まれている… |
おぉお!ココにあるのはラジオのチューニングとボリュームボタン!こりゃ便利かも!!
主発前にはちゃんと点検!コレでも2回目!バッチリ!だぜぃ!大きさ的にもマイカーと同じくらいで気持的になんかウレシイ!さ!それじゃいよいよ出発すっかあ〜!
それでは…とおもむろにキー回す…無音…?…再度回す…エンジンかからない…!!…
うえ〜!?バッテリーが上がったワケでもないのにどうしてもエンジンがかからない!
ま、またかい!!!
以前の悪夢が脳裏をよぎりゲンナリする私…肩を落としながら、カウンターに戻り窮状を訴える「エンジンがかかりましぇん…」「まあ?!アナタAT車でしょ?Nに入れてブレーキ踏みながらもう一度やってみなさい!」
なるほど!!(ポン)係員の指示通りやってみると…ブルル〜〜!!わ〜い!かかった!かかった!
出発前のトラブルは私たちの旅のつきもの!ソレで気が引き締まると思えばソレも良かろう!と(あくまでポジティブシンキングにね!)今度こそ本当に出発進行!ゴォゴォ!!
初日からいきなりシチリア大陸横断で、一気に北上、チェファルーに向かう。空港横からすぐ乗れる高速道路A-19は、広い2車線で車も少なく快適そのもの!
右手にはモクモクと煙を吐くエトナ山が雄大な姿を横たえている。幾度となくカターニアの街を飲み込んだ熱いマグマが、未だあの山の中でめんめんと息づいているのかと思うと不思議な気持である。
荒涼とした土地が続き、コレがずっと続くのか…と思いきや、一転、刈り取られたサイロが転がる肥沃な平野も広がっている。でものどかというより、野性的で大胆な風景だ。
周辺には何もなく、ひろ〜い大地の中に、我々の走る道が、1本、ぽつねんと続いている。起伏もなく平坦な中、ソレがず〜っと先まで伸びて見える様は、まるでダリの絵の異次元の中を走っているようにシュールでありました…
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