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パラゴニーア荘を出た目の前に、iIlly のシャレたショップがあったのでちょっと一休み!陽気な店のお姉さんや客のおじさんと話が弾む中で、ソルントの話がでた。本当は、もう今晩泊まるアグリに向かうつもりだったんだけど「ワシの家の近くだし、途中まで送ってってあげるから、行ってきなさい」というおっちゃんの好意に甘え、ポレポレ走るバイクの後にくっついて行くことにした(笑)

親切なおいちゃんと別れて、カタルファノ山という山をクリクリ登っていくと、紀元前4世紀!に造られたといわれる遺跡の入口に到着。マイナーな場所なのか、しかし、眺めがイイものだから、これからの夜景をシッポリ楽しむカップルがいるだけで人気はまばら(笑)

頭上を遮るモノなにもない中、汗だくになりながら上へ上へ登っていくと、眼下に真っ青なティレニア海が広がっていく。登れば登るほど、その面積が増し、まるで宙に浮きながら海を見ているような心持ちになる。ガレ場といっていいほど、特に見所もない遺跡ではあるが、この風景を愛でるためにひと汗かくのは決して無駄ではないと思う。


まるで前衛アーティストのオブジェのよう!

遺跡よりある意味スゴかったのが、見たこともないような巨大群生サボテン!だった!(笑)デカイデカイ!そしてこのチビッコのポチポチサボテンは何?!気持悪い〜!と言いながら激写!(笑)

復元されたメインストリートなのだろうか?道って、どんなデカイ遺跡を見るより、その時代を訴えかけるモノがあってスゴイ!と思う。私たちの他にはだぁ〜れもいなくて淋しかったが、いにしえのロマンに静かに浸れて(この前が怪物屋敷だったもので)(笑)リフレッシュ!ああ!それにしても暑い!熱い!!

海を見おろす高台に築きあげられた古代都市は、そのドーリア式の円柱など、まるでギリシャのよう…と思っていたら、やはりギリシャの影響を受けた文明だったそうだ。保存状態のよいモノは遺跡群の下にある博物館に展示されており、海底から引き上げられた壺や、鮮やかな色彩の残る土器の破片を見る事ができる。

バイクの後を追走するのは難しい!また危うく人と接触しそうになってKちゃんの悲鳴を誘ってしまった(笑)