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ノートを後に、次の目的地、ラグーサへの道を地図で見ていたら…あることにフト気が付いた…
ノートから20キロほど南下すると、シチリア島の一番南の突端に出れるではないかっ! うぅおぅ〜!
何を隠そうわたくし、無類の「先っちょ好き」(笑)
しかもこのイタリアでも、カカトの先っちょの街「サンタ・マリア・ディ・レウカ」まではるばる行った事のある身としては、もぉ〜何が何でも行かなアカン!という「使命」がフツフツと煮えたぎり、相棒Kちゃんに「行こう行こう!」と手足をバタバタさせて訴える
「も、もしかしたら(もしかせんでも)泳げるし!」と、泳ぐのが大好きなKちゃんにエサを与え、クルリと方向転換!一路、capo passero パッセーロ岬へ!ゴゥゴゥ!

主線道から脇へ入り、左右に何もなく、すれ違う車もない、少々心細い砂利道をモウモウたる砂埃をまき散らしながら走っていく。地図には「一応」道が書いてあるから、とにかく走っていこうや!こうゆう時「この道でエエんやろか?」と少しでも猜疑心が沸き上がるとダメで、ひたすら信じて進むこと!コレに限る(笑)
そんな私たちにご褒美をくれるかのように、前方にキラキラ光る水平線が見えてきた!

おお!!着いたついた!車も数台停まってるし、人もいる!海に行く予定じゃなかったので、車内で四苦八苦しながら水着に着替える。来たで来たで!最南端♪「見たり来たり泳ぎたり」とばかりに海に降りる。

「最南端」だし、白砂のビーチで、BARとか店もあって〜と勝手な妄想を抱いてたんだけど、むきだしの岩がゴロゴロ、ほんの少ししかない砂場に、近くから来ました〜的な地元ファミリーがのどかに寝そべっている、ホンマふつ〜の、ビーチとはとても言えない「岩場」(笑)

遠浅で、トンがった岩や砂利が足裏に痛く、海草だらけ!の海は、とてもキレイ!とよべる代物じゃなかったけど、なんたって「最南端」(しつこい!(笑)気分良くプカプカ波間に漂い楽しませていただきました!

白浜のビーチはコッチでございます…
ゴージャス?に楽しみたい方はこちらへど〜ぞ…

海から上がって再びラグーサへ向かう途中、BARでひと休みしてたら、イケてる兄チャンが入ってきて(なんせ格好がちゃんとしてる!Tシャツもパンツもくたびれてない。しかも手に新聞=インテリジェンテ!)ちょっと目の保養!(笑)

で、彼、シチリアではよく食べられるブリオッシュ風のパンにジェラートをはさんだ(コレってなんて言うんだろ?)ジェラパニ(ジェラートのパニーニ・勝手に命名)をハグハグガツガツ〜2つをペロリかつスマートに平らげ、エスプレッソをクイッと飲み干し風にように去っていきました…

ちょっとガンバったら行けるんちゃうか?!とアブない気にさせるビミョ〜な位置に灯台がある(笑)